2017年5月26日金曜日

ボーネルンドの中西弘子社長

ボーネルンドの中西社長のお話しが伺える講演会に出かけてきました。
ボーネルンド。
 https://www.bornelund.co.jp/

中西社長は「ボールネンド」などと言い間違えられることも(笑)…とおっしゃっていましたが、子どもの健やかな成長に“あそび”を通して寄与したいと考えられ、1977年に中西社長ご夫妻が始められた日本の会社です。

子育て中の私も、お世話になっています。

初めてお目にかかった社長。
包容力と優しさがにじみ出る、お母さんみたいな方。
子どもたちのために。その思いで40年間がんばってこられたことに感動しました。

心に響いたお話しはたくさんありましたが、「あそび」と「娯楽」の違いをここに記しておきたいと思います。

あそび  娯楽
play   entertainment
日常的  非日常的
能動的  受動的
蓄積   消費・消耗
継続性  一過性
全生活  余暇・暇つぶし

科学館は「娯楽施設」だと言われることもありますが、私が(私たちが)目指しているのは、そうです、「娯楽」のための施設ではありません。

使命:科学を楽しむ文化の振興
この大阪市立科学館の使命を果たすためには、「娯楽」では実現できないことがよくわかります。

「あそび」と「娯楽」はちがうもの。
私も、“小さな子どもたちは、遊びの中で自由に体験を重ねることによって、科学的な思考を育てていく”と考えて、実践を重ねてきました。
「あそぶ」ということの奥深さを考えながら、大先輩のお話しを伺いました。

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