2017年5月2日火曜日

加藤賢一 前館長と

今日は岡山から、加藤賢一 前館長が来てくださいました。
過去の資料の調査ということでお越しになられたのですが、お久しぶりの再会ができて、私もとても嬉しかったです。

19年前、私が初めて出勤した日。
当時、学芸課長でいらした加藤さんに呼ばれて、
加藤さんのデスクの横にちょこんとすわった22才の私に、いろいろ教えてくださったことを思い出しました。
学芸員は、大学の先生とは違うんだから、
研究といっても、大学の先生の研究とは違うんだよ、
学芸員は、科学の世界と市民のみなさんとのパイプ役なんだよ、
ということば。
この時にいただいた言葉は、私のこれまでの活動の基礎でした。
そして、私にかけていただいた期待に、少しでも応えられていたらいいのですが…。

加藤さんが科学館を退職されて、もう3年。

日々の業務で忙殺されそうになってしまったとき、
心が折れそうになってしまったとき、
今日のこの写真と加藤さんのことばを思い出して、
前を向いていこうと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿