2016年8月31日水曜日

「花火×化学2016」が終わりました

8/28(日)で終了した「花火×化学2016」。
テレビやラジオ、新聞など、たくさん取り上げていただきました。
ありがとうございました。

お客様からも、「花火はどこですか?」「花火を見にきました」と
いうお声が多かったと聞いています。
やっぱり、花火は、みなさんお好きなんですね。
そこに「化学」という、いつもと違う視点が加わることで、
「おっ」と思っていただけるのかもしれませんね。

2000年から活動してきた「花火の化学」も、今年で16年。
多くの方の目にとまり、「花火の化学を楽しむ文化」が広まっていたら、
嬉しく思います。

サイエンスショー「花火の化学、大実験!」(6/3-8/28)
大阪と花火の化学展」(6/3-8/28)
「大阪と花火の化学講演会」(8/10)
初の大阪市立中央図書館とのコラボ展も。
科学館×図書館 ひらめきコラボ展「化学の目で見る花火展」(6/17-8/17)

今回のテレビ・ラジオ・新聞の掲載記録(情報提供のみ掲載等は除きます)

■放送日時 8月12日(金) 5:00~6:45
■放送局 朝日放送
■番組名 「おはようコールABC」
■内容 花火について(岳川学芸員が出演)

■放送日時 7月1日(金) 17:10~ (6分間ほど)
■放送局 NHK ラジオ第一放送 (666Hz)
■番組名 「関西ラジオワイド」
■内容 「大阪と花火の化学展」の模様(岳川学芸員が生出演)

■掲載日 7月14日(木)
■掲載紙 大阪日日新聞 地域総合22面
■内容 「大阪と花火の化学展」の模様および夏のイベントについての記事掲載

■掲載日 7月16日(土)
■掲載紙 大阪日日新聞 1面 潮騒コラム欄
■内容 「大阪と花火の化学展」

■掲載日 7月24日(日)
■掲載紙 産経新聞 朝刊 26面
■内容 「大阪と花火の化学講演会」開催告知についての記事掲載

■放送日時 6月9日(木) 11:00~ 他リピート放送あり
■放送局 ベイコム
■番組名 「ベイコム地元ニュース」
■内容 「大阪と花火の化学展」の模様(岳川学芸員が出演)

■掲載日 6月15日(水)
■掲載紙 産経新聞 朝刊 22面
■内容 「花火の歴史や仕組みを知ろう」と題し、『大阪と花火の化学展』についての記事掲載

■放送日時 6月28日(火) 12:30~12:50 ※再放送15:30~、23:00~ 
■放送局 J:COM
■番組名 「地元情報満載 デイリーニュース~大阪~」
■内容 「大阪と花火の化学展」の模様(岳川学芸員が出演)

■放送日時 8月26日(金)  16:45~  
■放送局 ベイコム
■番組名 「ほっとネットベイコム」
■内容 「大阪と花火の化学展」とサイエンスショーの模様(岳川学芸員が出演)

スタッフだより「この夏は『花火×化学』」
  http://www.sci-museum.jp/staff/

2016年8月26日金曜日

ミニブック「花火の化学」を買っていただきありがとうございました

サイエンスショー「花火の化学、大実験!」のさいごに、
私が書いたミニブック「花火の化学」(100円)を宣伝させてもらっています。

すると・・・
ショーのあとに、ミニブックを買ってくださる方で、列ができます!

「サインください」とか「いっしょに写真とってください」とか、さらに
嬉しいリクエストもあったりして。



でも、利益が目的ではないんです。
 (実際、そんなに利益はありません…)

このミニブックを家に持って帰ってもらえたら、
家で読んで、ショーの記憶が深まったり、
いっしょに科学館に来れなかった家族や友だちへの話しのネタになったり。
科学館の体験・経験を、帰ってからも忘れない。
どんどん伝播していく・・・

これが、「目指すところ」です。

いまごろ、何人の方が、花火の化学のおしゃべりをしてくれているかな?
花火の楽しみ方、ちょっと変わったかな??

そんなことを考えるのも、私の楽しみのひとつです。

2016年8月25日木曜日

「花火とは化学を造る術ならん」

 これは、あの夏目漱石が1899年(明治32年)に詠んだ俳句です。
 私が16年前に花火の化学をテーマにしたサイエンスショーを開発して以来、取り組んできたテーマ「花火と化学」。
 随分前に、この視点に夏目漱石が着目していたなんて、しかも私と着眼点が同じだなんて、嬉しくて嬉しくて。
 夏目漱石は、中学生の頃に読んだ「こころ」の中にあった「向上心のないやつはばかだ」という一文にガツンと目を覚ましてもらって以来、心の師匠と思っていたところがあったのですが、この俳句によってますます尊敬する人となりました。
 今年の夏は「花火×化学」と銘打って、科学館では「大阪と花火の化学展」、サイエンスショー「花火の化学大実験」、「大阪と花火の化学講演会」、そして・・・

続きは、月刊「うちゅう」8月号(12-13ページ)でお読みいただけます。
 http://www.sci-museum.jp/uploads/publication//84_pdf.pdf

2016年8月24日水曜日

遊びにおける「数理の学び」の芽シンポジウム

昨年度から、「科学館における幼児期の科学教育」を考えています。
昨年は、当館でシンポジウムなどを企画し、勉強会を行いました。
今年度は、助成金をいただき、研究として取り組んでいます。

きのう、大阪大谷大学主催のシンポジウム「遊びにおける『数理の学び』の芽
-どう見つけ、どう育て、どうつなぐのか-」に出席して、勉強をしてきました。

お世話になっている、大阪大谷大学の小谷准教授の講演や、ワークショップ
などを通して、
幼児に大切なこととして、
自由なあそびの過程の中で、
 ・見たり聞いたり(観察)、
 ・ためしたり(実験,検証)、
 ・自分なりのルールを見つけたり考えたり(規則性)、
 ・自分で見つけたおもしろさを伝えたり(報告,共有)、
・・・などを存分に楽しませてあげること、
これが、科学の芽となることを再確認しました。

そのための環境設定は、「おとな」がしかけておくんですけどね。
種まき、水遣り、…おとなのしかけで、子供の将来が変わる…この点は、また
別の機会に。
厚紙で作ったふえでも金属的な音がするのがおもしろかったです。
箱の大きさを自由に変えて…音はどうなるかな?
でも、大きな箱のふえは、音がでないんですけど?
「対称」を考えてみるための、ちょうのデザイン。
適当な性格が裏目に出て、結果、今回は線対称にはならず…

2016年8月21日日曜日

「プラスチック×アート ワークショップ」応募開始

花火の夏が終わったら、次は、芸術の秋。

10/30に当銀美奈子さんとのコラボで
「プラスチック×アート ワークショップ」を開催します。
昨年から準備してきた企画、やっと応募開始です!
この美しい「水中花」、水以外はすべてプラスチックなんですよ。
当銀美奈子氏創作作品「レジ袋水中花」

「プラスチック×アート ワークショップ」の詳細は、こちらから。
 http://www.sci-museum.jp/event/#pl335

ご応募お待ちしております。


「花火×化学2016」…きっと最後の取材

8/28(日)で終了する「花火×化学2016」の取材で、
サイエンスショー「花火の化学、大実験!」の収録がありました。

この夏は「花火×化学」でテレビやラジオ、新聞や雑誌で
たくさん取り上げていただき、ありがとうございました。


Space suit

展示場3階の「宇宙服」にも英語の解説を付けてみました。
世界中に宇宙服を展示している科学館はたくさんありますが、
化学のフロアで展示しているのは大阪だけ、と言われてます。
化学の進化のおかげで宇宙に行けるようになった…
そんな視点が伝われば嬉しいです。