このご縁は、もう少ししたらお知らせできるはずです。
昨日の友の会の月例会では、
「はかる」ということ
と題して、45分間のトークをさせていただきました。
体温を測ったり、体重を測ったり、
会員さんからは「血圧を測ってきた」とか「血糖値を測ってきた」というお声もありましたが、
私たちは毎日、いろいろなものを測っていますよね。
数値を測ることもあるだろうし、だいたいこれくらいかな?という目安ではかるものもありますね。
経済産業省は、
「はかること(計量制度)は、貨幣制度と同じくらい経済活動の根幹をなす制度」と言っています。
http://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/techno_infra/keiryougyousei.html
そして、はかることに必要なことは、
■信頼性
■国際的な同等性の確保
■標準の普遍性、国際整合性、中立性
そのために、
世界では、国際単位系(SI)という共通ルールがあって、
日本では、経済産業省や国立研究開発法人産業技術総合研究所、そして各自治体の計量検査所などで、ルールのチェックなどが行われています。
そして、1kgが1kgである基準を作るために、最新の研究が世界中の科学者によって行われている、という最先端の研究分野でもあります。
勉強すればするほど、どんどん深みにはまっていく...
おもしろくて、難しい分野です。
さて、ときどき、ニュースなどで、
「中心から半径90キロ以内では風速25メートル」「42ミリの激しい雨を観測した」
というのを聞きますが、キロもミリも単位ではありません(単位に付く接頭語です)。
https://www.nmij.jp/library/units/si/
「前後の文章から、単位はわかるでしょ」ということでしょうか。
42ミリメートル?
42ミリリットル?
どちらもあり得そう...
雨量計は、ミリメートル だそうです。
気象庁「よくある質問」より
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#3
はかること、単位のこと、など、このご縁をきっかけに、みなさんと楽しく考えてみたいなと思っています。
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